押し入れに引き出し

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虚無虚無プリン

※2022/4月追記 1年以上前はこんなこと書いてたけど今はデザイン関係の仕事に就きたいと思っている。考えがコロコロ変わり過ぎていて、自分で自分が信用出来ない。

 

高校時代

受験期、親に高い受講料払って画塾に通わせてもらい、妥協に妥協を重ねた末なんとか大学に進学することが出来たが、そもそもその学部に進んで学びたいという気持ちがどこから生成されたものなのか思い出せない。恐らくこれと言った大きなきっかけは無かったように思われる。

私は高校生だった当時理系クラスに所属していたのだが、ある時「このまま理系学部に進学し、就職出来たとしても人生楽しくないんじゃないか?」と思い至り泣いてしまったことが強いて言えばきっかけだったのかもしれない。理数系の勉強がなんにも楽しくなかったのに理系クラスに進級してしまったものだから、当時の学校生活が本当に辛かった。そういう訳で大学では好きなことをやって楽しい職場につくんだ!というホワホワな将来設計のもと、進学先を考えるようになった。

 

虚無虚無キャンパスライフ

綿が詰まった脳みそが導き出した自分にとって最適な進路はデザイン系の学部だった。ブックデザインとかしたいし良いかも^^と思ったのだ。この程度の気持ちで進学先を決めたことを今となっては少し後悔している。浅慮過ぎるだろ。

入学してしばらくは専門的な講義や演習も少なかったにも関わらず、毎日何だかんだ朝から夕方まで授業が詰まっていて忙しかった。色々考える暇もなくただ予定が詰まっているという現実のみがそこにはあったが、今思えばこの入学当初の時期が一番充実していたかもしれない。今後学んでいく専門的な科目に思いを馳せながら、初めての大学生活を楽しんでいた。

入学後しばらく経ってついに学部専門の授業がスケジュールに入り込んできた。やっと始まるんだとワクワクしていたが、これがかなり思っていたのと違った。課題の概要を説明されたら後はもう制作時間で、授業のシステム自体が放任主義だった。先生が参考になるような過去作などの紹介をしてくれるものの、それが終わったら後はもう生徒の自主的な動きに任せるよと言った感じだった。出される課題の性質上、当然と言えば当然なのだがもっと手取り足取り教えてくれ!!と思ってしまった。恐ろしいことに、2回生が終わりかけているという今現在も私は手取り足取り教えてくれ!!の心境にいて、一切の成長がない。小中高での授業形態を未だに引きずっている。そういう甘ったれたマインドで生きている人間は努力が嫌いなので、課題に対する熱量も乏しく毎度締め切りギリギリになって取り掛かっているというのが現状だ。早く死にたい。将来のビジョンがぼんやりしている上自主性が無いのにデザイン学部とか選ばなきゃよかった。

高校時代は周りが勉強に専念している中で自分は学科+デッサンもやってて偉すぎるだろ…と自画自賛していたが、これは今思えば大学で自主的に学ぶ権利を前払いするための対価だったのかなと思う。受験期にその大変さに耐えてまで、自主的に学べる場を手にしたいという思いを持った人たちが、二次試験(実技)の会場に集まっていたのかもしれない。私はそれをはき違えて自己陶酔に陥ってた訳ですが…。

 

今後

意志激弱努力嫌人間こと私が今後どう生きれば良いのか考えた結果、とりあえず大学は頑張って卒業することにした。

もういっそ転学して何らかの資格を得るために一意専心することが一瞬頭をかすめたが、自分の中に転学のための勉強をするまでの熱量があるのかがまず疑問なうえ、お金も時間もかかり過ぎるのでこの考えはすぐに霧散した。でも今大学で学んでいる(気になっている)分野での就職を半ば諦めているので、それ以外のことを勉強して自分を安心させたい。私は意志も思考力もよわよわだと、大学に入学してからの2年間で思い知ったのだ。

そういう人間でも立ち向かえるような分野があるのか、ここでまた疑問が生じるがなんとかなるだろと思っている自分もいる。自分のままでなるべく無理せず生きたい…。