押し入れに引き出し

PCの起動を習慣化することを目標に掲げています

しがない日記

痩せたい!!!!

最近の私はこの思いに囚われ続けていて、常に行動を起こさなければ…と焦燥に駆られている。しかしやっていることと言えば気休めにもならないレベルの筋トレ(風呂上がりに適当にスクワットと腹筋をする)だけなので、もっと”やってる感”を得るためにランニングを始めようと決めた。そのためにまずスポーツウェアを買った。形から入る人間のお手本みたいな行動である。しかし、仮にそう言った形あるものを手に入れないままランニングを始めて、徐々に習慣化していったらいずれ道具を買って更に良いパフォーマンスを叩き出したい!という気持ちが湧く瞬間が訪れるので、良いのだ。買うのがちょっと早かっただけだ。小学生の時に観たルパンの映画で、登場人物の誰かが襲われて、今際の際に「どうせ人は皆死ぬんだ。俺はそれが少しばかり早かっただけだ」というような台詞を言っていたことをふと思い出した。幼いながらにそれはねえだろ…と思ったのでそこだけよく覚えている。

ランニングが三日坊主になったらもうその時はその時だ。無造作に積み上げられたスポーツウェアを視界の隅で捉えながら過食しようと思う。

 

好きなボカロPの新曲が上がっていたので聴いた。その人の曲は歌詞が良くて、視野狭窄な限界恋愛ソングとでも表現すればいいのかとにかくどん詰まりな空気が言葉の節々から醸し出されていて好きだ。恋愛ソングと言ったが別に恋愛と仮定しなくても性愛の伴わない愛情とかその辺を仮定して書かれてるのかもしれない。他人への執着や独占欲はそれが無くても成立する。感情を煮詰めて煮詰めて煮詰めまくった末に書かれたような歌詞は他の曲とは段違いで刺さる。私の創作上のヘキが行き詰った関係性だからという理由も十分にあり得るが、作者が現実でギリギリな状態で人間関係を築いてきて生まれた歌詞だから聴いた人の心に刺さるんだという可能性を信じていたい。作者のリアルな苦しみの上であれらの曲が成り立っているんだというファンタジーを夢見たい。苦しんでいない人間の書いた歌詞に心を動かされたくない。

新曲はとても良かった。まだ当分ファンタジーに浸っていられると思う。創作において身銭を切る必要はないけど、自分を切り刻んで作られたものの方が優れていると評価してしまう。最低だな~。