押し入れに引き出し

PCの起動を習慣化することを目標に掲げています

雨の日はアルバイトを休もう

そういう決まりになってくれ。

 

もうすぐ8月だと言うのに未だに梅雨が明けない。当然しょっちゅう雨が降る。あと雷も鳴る。こういう時は誰だって外なんか出たくないよね。そうだよね。家の中で大人しくしておくに限るよね。

そんな気持ちとは裏腹に私を外に引きずり出す許し難き事物、バイト。

これのせいで私は、バカみたいに派手な上下セットの雨具を着てチャリを漕ぎつつバイトに向かわなければいけないのである。簡単にほっぽり出せる用事ではないので、それはもう必死でバイト先に行く。なんか遠くでゴロゴロ鳴ってるな…と気付いても、引き返すことなど出来ない。だってバイトがあるから。

おかしくないか?雨に打たれて不快なうえ身の危険も感じ、それでもなお前進することしか許されないなんて…。本能に反することを余儀なくされるのが人間の宿命なのだろうか。こうして日記を書いている今も物騒な音が外で響いている。そんな悪天候の中、私は今日も外出する。なぜなら!!!バイトがあるから!!!

もういっそバイト先に雷落ちないかなとか思う。ただ本当に落ちたら生活に困って自然に対してブチ切れる自分が見える。

中古車販売のサコダのCMで、社長が車を買って帰ったら雨に濡れません という至極当たり前なことを言っていたのを最近よく思い出す。本当にその通りだよ。車って屋根があってすごい。外に出ても雨に濡れない。バイトから逃げられないのなら、せめて車が欲しい。

人間としての本能に抗わざるを得ないために、本来自然界に存在していなかった鉄の塊に乗ることを望む。こうして欺瞞を重ね続け人は人らしさを失いついには滅びる。本能を覆い隠した先にあるのは滅亡のみ。バイト行きたくねーーー!!